◆媒体概要
◆スケジュール
申込み締切:2022年8月10日(水)
原稿締切日:2022年9月2日(金)
発売:2022年10月発売
◆産業用水調査会-用水と廃水-64巻10月発売号
特集
特集/膜ろ過による水処理技術の現在
膜ろ過による水処理技術には、ろ過による確実な処理、運転管理が比較的容易などといったメリットがあるものの、最大の課題として、エネルギー多消費型であることが挙げられる。電力消費等の課題を克服することにより、海外においては途上国等の衛生的な用水供給や海水淡水化などに、国内においては災害復旧や中山間地の用水確保などへの利活用が期待できる。近年の技術開発により、膜ろ過技術の適用の可能性が大きく拡がってきた。本特集では、膜ろ過処理の技術開発の現在を、運転管理にウェートを置いて特集する。
1.水処理における膜ろ過技術の発展と課題
山村 寛氏(中央大学理工学部人間総合理工学科)
2.浄水セラミック膜ろ過システムを用いた藻類障害対策技術の開発
村田直樹氏(メタウォーター(株) 事業戦略本部R&Dセンター環境技術開発部)
3.省エネ・低環境負荷型の高効率水回収淡水化システム
宮川浩樹氏((株)日立製作所 水・環境ビジネスユニット企画本部技術開発部)
4.紫外部吸光度とDOCによる海水淡水化用逆浸透膜モジュールの圧力損失上昇の予測
松本明人氏(信州大学工学部)
5.嫌気性MBR法による有機性排水の髙効率処理
李 玉友氏(東北大学大学院工学研究科)
6.膜ろ過を導入した浄化槽システムの開発
酒井成信氏(クボタ環境サービス(株))
7.重力式膜ろ過による省電力な自立型雨水利用システム
山口隆司氏(長岡技術科学大学大学院工学研究科)
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上下水道処理、工業用廃水処理およびし尿、生活雑排水、土壌、悪臭、廃棄物、そして広く環境保全全般に関わる領域において、昨今、最も研究が要請され、かつまた、最も困難を極めている問題を探求し、水環境保全事業に関わる関連企業体における関連機器・装置・技術の研究開発、販売・普及の一助に資し、もって水環境の保全に寄与することを目的に編集されています。