「宿泊主体型ホテルの新業態」

宿泊需要の急回復とともに、宿泊主体型ホテルマーケットにおいても大きな変化が生じています。インバウンドに向けた中長期型モデルやペットフレンドリーホテルなど、業態の幅に広がりが出ているのです。本特集では、マーケットに続々と誕生する宿泊主体型ホテルの新業態を詳解。そのビジネスモデルに迫ります

コロナ禍で学んだ「衛生管理」の手法

コロナが第5類となってから、人の流れや交流がより盛んになりました。こうした動向が観光・宿泊業界にも好影響を与えています。インバウンドの急増もあって、ホテル。旅館業界もv字回復的な勢いを見せています。それと共にコロナ、インフルエンザ、ノロウイルス、そして今は麻疹と様々な感染症が根強くはびこっています。まさに感染症時代にこそ、ますます徹底的な安心・安全の「衛生管理」の意識と具体的な対策が求められています。サービス業を代表するホテル・旅館業界にこそ、「衛生管理」が必達目標となります。本企画号では、宿泊業界の古くて新し、テーマである「衛生管理」の取組みを徹底取材してまいります。

「ビュッフェレストランの強さを徹底解明」

活性化するホテル・旅館の最大の楽しさのひとつが食事。なかでも、カジュアルで豊かなメニューライン ナップを揃えたビュッフェが今や料飲スタイルの中心になりつつあります。宿泊主体型からリゾート、シティホテル、そして旅館に至るまで、ビュッフェスタイルの魅力が浸透してきています。食事が楽しく良質であれば、その施設の価値も向上するはずです。そして常にメニューレベルの向上を図り、メニューラインナップの充実、オペレーションの改善が求められるビュッフェスタイル。今後ますます同スタイルを強化することで、宿泊施設の新たな価値提供と差別化にもつながることでしよう。本企画号では、このビュッフェレストランに焦点をあてた企画を進めてまいります。